チャレンジできる環境

MIプロジェクト

MIプロジェクトとは

2021年度より、事業アイデアから事業創出へ繋がる会社の未来を創造するMIプロジェクト(MIRAI INTELLIGENCE プロジェクト)が発足されました。MIプロジェクトは、役職や年齢を問わず、誰でも参加することができ、新たな事業を生み出すためのアイデア創出、事業創出にチャレンジしています。日常の仕事で気づいたこと、感じたことを新しいアイデアとして生み出すことで、新たなスキルが身につき、今後の仕事で活かせる幅が広がります。

企画提案者の声

妥協せず、自分で納得のいくアイデアを出し切ること

U.M (ファイナンス&クラウドソリューション本部)

グループワークを通じて事業提案ができることと、学生時代に学んだ新しいモノやコトを考案することが活かせると思い参加しました。
若者の政治離れや選挙離れが話題となっていたので、政党や候補者に興味を持ってもらい、どれだけ政治に参加してもらうかを考え、アイデアを提案しました。
アイデアとその解決策を出すまで紆余曲折ありましたが、ブラッシュアップを重ね、最終的に自分の納得いく形に仕上がったため、達成感を味わうことができました。
新しいものを考案することの面白さを実感できたため、自分の得意分野と上手く融合させて、新たな挑戦をしてみたいと思います。

自分の考案したアイデアに磨きをかけ、具現化すること

Y.Y(ビジネスソリューション本部)

自分のやりたいことを実現できる可能性のある事業創出と、その事業の運営に興味があり、参加しました。SNSなどが気になってスマホを見てしまったり、長時間画面を追っかけたりといったスマホ依存を予防し、日常生活を楽しく過ごせるアイデアを提案しました。
アイデアを創り出すまでに、多くの人にインタービューし、試行錯誤しましたが、調査能力やアイデアを具現化していくためのスキルが身についたと感じています。また、普段の業務と並行して課題に取り組むことで、自己コントロールも身についたように感じています。

企画提案では解決策の質を高めることが重要

H.R(デジタルソリューション本部)

チーム制作をしたいと思い参加しました。
SDGs達成のための食品ロス削減に着目し、飲食店ができる取り組み改善とスタッフの負荷軽減を図るアイデアを提案しました。
課題を発見できても、その解決方法や実現性、また収益といったビジネスモデルまで昇華することがとても難しく思いましたが、役職、年齢関係なく、話し合うことができたため、普段得られない気づきを得ることができました。

問題解決の手段となるIT技術の知識・知見を深め、事業の実現を目指したい

S.T(ビジネスソリューション本部)

企画提案を行うことに興味があり、事業アイデアの基本的な創り方が学べると思い参加しました。
昨今、被害が拡大し社会問題にもなっている、野生鳥獣による農作物被害を防ぐために、被害が発生する前に生産者へアラームを通知するアイデアを提案しました。
大概の問題はインターネットで調べられますが、よりパーソナルな問題については、現場の人々に直接ヒアリングすることが重要だと学びました。

プロジェクトへの参加者

年齢別

年齢別の円グラフ

役職別

役職別の円グラフ

これまでに生み出された製品・サービス

アイデア 製品・サービス 概要
Google App EngineによるGPSソリューション ジオコ Google App Engine やOpenStreetMap を利用して位置情報を簡単に利用できるAPI を開発。
ARサービスのためのプラットフォーム開発 AR*MAKER AR技術に特化したアプリケーションフレームワークを開発。(ARアプリを開発する上で必要な機能をモジュールとして提供する)
スマートフォンセンサー情報を利用したIoTサービス ConSath スマートフォンのセンサー情報を利用して農地状態を可視化するシステムを開発。(温度、湿度などを測定。メールで状況を報告)

ConSath開発者へのインタビュー

「農地状態可視化システム」で
農家の抱える問題を解決する

T.M (ファイナンス&クラウドソリューション本部)

T.M

IoTと関わるきっかけは?

担当している業務でビックデータを取り扱っており、ビックデータと関係する最新技術を調べて結果『IoT』であるとひらめき、企画提案しました。

今回導入されたIoTは具体的にどのようなものなのでしょうか?

農家のビニールハウス内の温度と土中の温度をセンサーで感知し、スマホで状態確認するシステムです。温度情報はインターネット経由でサーバへ集約されます。サーバはamazonが提供しているクラウドサービスを活用しています。農家の方々は、スマホから温度情報を確認することで、ビニールハウスの様子を毎日見に行く必要がなくなり、その時間を別なことに有効活用できます。

導入の仕組み

導入の仕組み

システムで使われている機器は最初手作りだったと伺っていますが?

既製品は値段が高いものが多く、また、代用品として適切はものがなかったため、自分たちで作成しました。

農家に設置したIoT機器 農家に設置したIoT機器

農家に設置したIoT機器

今後のIoTの仕事についてどのように考えていますか?

今回のシステムでは、ビニールハウス内の温度と土中の温度データを集め、ある温度を超えた場合、農家の方々のスマホに警告メールが届くよう仕組みに活用しました。集めたデータとビニールハウス内の作物の出来具合など、いろいろと関連付けることで農家の方々のお役に立てるのではと考えています。IoTで集まる様々なデータをどのように活用するかが今後の仕事でとても大事になると考えます。

企画提案から製品・サービス開発にチャレンジした感想を一言お願いします

今回、製品・サービス開発を行うことで、新しい技術に触れることができました。また、今後に繋がる技術の一端を知ることができました。自分が気になる技術を企画提案し開発することは、自分の向上にも繋がり、今後も新しい企画提案にチャレンジする気持ちを持ち続けたいと思います。